Q 献体をすればどうなりますか?
A 葬儀がすんだあと、ご遺体を大学がお預かりして立派な医師になるための基礎となる研究と教育に役立たせて頂くのです。遺骨はお預かりしてから1年半から2年でお返ししております。
Q 血縁者がいません。どうしたらいいですか?
A まったく身寄りのない方においては現在のところ献体をご遠慮頂いております。出来る範囲で肉親の同意を得て下さい。配偶者や兄弟、子供、孫だけでなく、姪、甥または姪や甥の子供、従姉妹や従姉妹の子供等も同意者になることができます。もちろん、その配偶者も可能です。
Q 同意者は1人ではだめですか?
A 現在、同意者は2名以上となっております。「献体をしたい」というご意志を確かなものにするために同意して頂くご親族は2名以上とさせて頂いております。ご理解下さい。
Q 施設に入所しており、同意者と離れて暮らしています。亡くなった際の連絡はどうしたらいいですか?
A 施設の職員の方の協力が必要ですが、献体を行うかどうかについてはあくまでも同意者(遺族)の意志です。その点はご理解下さい。 施設の職員の方と同意者、ご家族とで献体についてよく話し合い、亡くなった際はどういう連絡方法を用いるか予め、よく打ち合わせをしておいて下さい。
Q 旅行中など県外で死亡した場合はどうなるのか?
A 不慮の事故等で損傷がある場合、あるいは死後48時間以上経過している場合を除き、献体は可能ですが、大学の経費的な理由により大学から県境を越えるお迎えに伺うことはできません。しかし、県内任意の遺体安置所(葬儀施設・斎場など)に一旦搬送いただければ、大学の負担でお引き取りができます。但し、県外から遺体安置所または大学までの搬送費用はご家族の負担となりますので、あらかじめご承知おき下さい。
Q 通夜、葬儀は大学でしていただけるのですか?
A 大学では通夜、葬儀は一切行っておりません。
Q 棺は用意するのですか?
A わざわざ用意する必要はありません。通夜、葬儀を行われた場合には棺のまま引き取らせていただきます。
Q 慰霊塔に入りたい。納骨堂に入れて欲しい。
A 神戸大学には、慰霊塔、納骨堂はございません。ご遺骨は全て同意者又はご遺族にお返ししております。
Q 臓器提供もしたいがどうしたらいいか?
A 亡くなった後、臓器(眼球を除く)を摘出しますと、遺体の防腐処置ができなくなり、献体することはできません。臓器提供を行うか、献体をするかのどちらかを選んでください。ただし、眼球は一眼のみであれば、献体と両立させることは可能です。
Q 献体登録をやめたい。
A お手紙、お葉書に以下のことを記入し郵送してください。
1、会員番号 2、氏名 3、「献体を辞退したい」とお書き添え下さい 。
〒650-0017 神戸市中央区楠町7-5-1
神戸大学のじぎく会
TEL: (078)382-5331
電話受付時間:月〜金 10:30−16:00
最終更新日 2019/3/4