クライオ電子顕微鏡法には、in vitroで原子分解能構造解析ができる「単粒子解析法」と細胞内の分子構造解析が可能な「電子線トモグラフィー法」があります。当研究室では、これらのクライオ電子顕微鏡法を中心技術として利用し、細胞内で種々の分子が機能している姿を原子レベルで解き明かし、医学・生物学への応用を進めています。


News採用情報イベント
  • 2023. 4. 14 博士課程 大隈宏通さんが筆頭著者と同等の貢献、仁田教授が責任著者の論文「TEAD1 trapping by the Q353R–Lamin A/C causes dilated cardiomyopathy」が Science Advances 誌に掲載されました。本誌へのリンクはこちら

  • 2023. 4.3 博士課程に宮地洋希くん、武田紘子さん、長田樹くん、鈴木暖佳さんが進学しました。博士課程の久野舟平くんが参加しました。メンバーページを更新したのでご参照ください。

  • 2023. 3.28 来年度に博士課程進学予定の長田樹くん、鈴木暖佳さんが令和5年度 新規SPRINGプロジェクト生に採択されました。

  • 2023. 3.23 修士1年生の松本奈央さんと学部3回生の柴田哲希くん、来年度に博士課程入学予定の長田樹くんが第128回日本解剖学会総会・全国学術集会の学生セッション優秀発表賞を受賞しました。

  • 2023. 2.20 当分野6回生の川端野乃子さんが、神戸大学医学部医学科卒業生最優秀研究賞を受賞しました。受賞の様子はこちら

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  • 2023. 3.23 修士1年生の松本奈央さんと学部3回生の柴田哲希くん、来年度に博士課程入学予定の長田樹くんが第128回日本解剖学会総会・全国学術集会の優秀発表賞を受賞しました。

  • 2023. 2.20 当分野6回の生川端野乃子さんが、神戸大学医学部医学科卒業生最優秀研究賞を受賞しました。受賞の様子はこちら

  • 2022. 11.5 今崎剛助教が倉敷で行われた、日本顕微鏡学会第65回シンポジウムで「微小管による細胞極性形成制御機構の構造研究」について発表しました。なんと懇親会は大原美術館のメインフロアにあるモネの睡蓮の前で行われました。

  • 2022. 11.2 今崎剛助教が岡崎生理研で行われた、生体解析分科会研究会2022研究会
    「バイオ向けクライオ透過電子顕微鏡の多様性の最前線3」で「拡張型心筋症の病態解明に向けた FIB-SEM〜クライオTEMの試み」について発表しました。

  • 2022. 10.18 仁田亮教授が阪大蛋白研セミナー「Frontier of Dynamic Structural Biology (構造生物学と計算科学の融合による動的構造生物学の新しい展開)」で「Cross-scale analyses of centrosome-independent microtubule network formation(中心体非依存性微小管ネットワーク形成のクロススケール解析)」について発表しました。

  • 2022. 2.17 令和3年度 神戸大学医学部医学科 卒業生最優秀研究賞授賞式が行われ、当分野の宮地 洋希さんが最優秀研究賞を受賞しました。また、審査員奨励賞を当分野の北野 良多さんが受賞しました。おめでとうございます!


主要テーマ

  1. 微小管ダイナミクス制御の生理・病理機構の解明
  2. 転写制御を切り口とした生理・病理機構解明
  3. 心筋メカノバイオロジー機構の構造基盤の解明
  4. 神経変性疾患モデル細胞を用いたクライオ電子顕微鏡分子構造解析
  5. 原子レベルで解明するトキソプラズマ寄生胞膜破壊と病原性因子によるその破綻
  6. 革新的化合物探索・合成手法による新規抗菌アジュバントの創出
  7. クライオ電子線トモグラフィー技術の整備

私たちの研究室は大学院生を募集しております。研究室の様子は大学院進学情報サイト『院とラボ』でも紹介しているので進学を希望する方はぜひご覧ください。博士課程進学については神戸大学が採択されているJST SPRINGによる研究・生活費のサポートへの応募、創発的研究支援事業RA雇用による支援、特別研究員制度 (DC1、DC2) への応募のサポートがあります。気軽にご相談ください。